日曜日にルド&クルシ観てきました。
ガエルとディエゴがバカ兄弟というのですごい楽しみにしてたんですけど、結構皮肉な日本むかし話のような映画だったというか…。どちらかというと私には悲しい話だったのです。面白いけどね!
メキシコの田舎でバナナ園を営む兄弟が、スカウトマンの目に留まって、とんとん拍子でサッカー選手になっちゃうんです。
選手としては一流の二人だけど、GKの熱血お兄ちゃんディエゴはギャンブル狂で借金まみれだし、FWの弟ガエルはサッカーは副業で本業は歌手とか言い出すしで、ほんとしょーもないんです。
そのしょーもなさが極まっていよいよ選手生命を断たれるという局面と、試合中の兄弟PK対決が重なって、なんかものすごいハラハラしました。
そもそもスカウトされた時も、二人いっぺんは無理だから最初はどっちか一人だけ連れていくってことで、PKで決めたんですよね。サッカーも人生も、行方を分かつのはPKなんだよなあって思うと、運命って何だろうとか考えちゃうよね。
あとスカウトマンが、面白いように兄弟を掌の上で転がして行くんですよ。概ねいい方向に導いてくれてはいるんだけど、一人の人間にここまで簡単に人生を左右されると、ほんと運命って何だろうって…。
私もPKに強いタイプになりたいものです。
しかしディエゴは多彩な人だなーと思いました。ミルクの時のカワイコチャンと同じ人間が演じてるとは思えなかったね!
あとガエルの歌手デビューの動画です。可愛いから見てね。
どっかで聴いたことあるような…って思ったけど、あまりにアレなので、エンディングの曲が流れるまでチープトリックって気づきませんでした。