::グロテスク 上・下 桐野夏生
この人の話はいつも狂喜の沙汰だから苦手だなと思ってたんですけど、友達と本屋にいた時に執拗に薦められて、買うのを見届けるまで帰らないとか言われて仕方なく買いました。
そして読んだらまた狂喜の沙汰か!だから嫌だったんだ!面白いんだけどね。
精神的にあれな人の話なので、迂闊に感想書けないです。
人でなしな発言をしてしまいそうで…
でも、すごいわかるゥ~(おかま口調で)と思ったのは、女子高の雰囲気です。
女子高というものは、中等部からの内部生は垢抜けていて、高校から入った外部生はそれを目の当たりにして軽く衝撃を受けるですよ。多感な時期を都心で過ごすか田舎で過ごすかというのは、どうしても文化の違いを生むと思います。どちらが良いかは別にして。
その辺をうまく自分の中で折り合いをつけて人間関係を築かないと、主人公のように精神を病んでしまうんですね…というか既に病んでるから折り合いをつけられないのか。
現在65/100冊
じゃあろ買いましたよ!
新・ひむらJUNKYOJUひでおのご登場です。
ひむありもりさめが一同に介するとほんと面白いな。
4人集まった時のお約束として私が好きなのは、
まず森下がアホな推理を披露してしかもべらべらよくしゃべる
↓
容疑者にすら標準丁寧語の鮫やんが大阪弁で森下に厳しい突っ込みを入れる
↓
ありすが森下に助け舟を出すも鮫やんがありすを可哀相な子を見る目で見る
↓
准教授が森下を激しく牽制しつつありすに嫌味を言う
↓
色々いたたまれなくなったありすが話題を変える
ところです。
ありすいい子だよね…
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