◆私が語りはじめた彼は 三浦しをん
ある大学教授を中心とした人間模様を描いた短編連作です。
しょっぱなは教授の不倫の話で退屈でしたが、真ん中辺りの教授の息子の話が、高校生男子の若干行き過ぎた感のある友情物語で、本を持つ手も汗ばんで参りました。
◆ジオラマ 桐野夏生
短編集なんですけど、全体を通して、なんだか都市伝説にありそうな話という感じでした。
変態は生きにくそうだなぁ…
◆雲雀 佐藤亜紀
前に読んだ「天使」の続きです。
簡単に言うと超能力っていうのかなあ、人の頭の中を覗いたりいじったり壊したりできる人達が、第1次世界大戦の時代に、欧州各国の諜報員として暗躍してるという話です。
すっごい面白いんですけど、私の理解力がついていかず楽しみきれていないのが悔しい!
とりあえず人の名前が覚えられなくて…人物相関図を手元に置きながら読みたい感じです。
あと大戦中の中欧の情勢とかわかってると絶対もっと面白いと思うのに…
そもそも「天使」の記憶もあやふやなので再読したいと思います。
気になるMOEっ子達を紹介しておきます。
前線で、ロシア軍のオレグと、オーストリア軍のオットー(兄)カール(弟)兄弟が、その特殊な”感覚”(って作中で呼ばれてる)を持つ者同士、敵なのに助け合っちゃったりするんです。
それで結局3人そろってオーストリア諜報チームにヘッドハンティングされるんですよ。
なんか最初はオレグがしゃべってるロシア語が全然わかんなくて兄弟が苦労してる場面があるのに、最後は普通に会話してて、しかも異常に仲良くなってるのがすごいMOEた!
兄弟がすごい可愛いんですよ。特にオットーお兄ちゃんはたくましくて頭も切れて、そりゃあオレグも惚れちゃうよ!
オットー×オレグでお願いします。(超真剣)
現在49/100冊
今月は学生編とハナちゃんが出るから楽しみ!
>凡鬼六先生
詰め合わせダンボールありがとうよ~
ぱふゅーむと天使は既読だったので、雲雀からいかせて頂きました。
あとわたる君には言いたいことがたくさんあるけど、まあそれはまた後日。
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