あけましておめでとうございます
今年もよろしくね!メールの返事とか……
昨年最後の半月は、新幹線の中で読んだ1冊のみでした。
しかもカウントしようかどうしようか微妙なやつ。
でも0冊は寂しいから入れちゃうんだ。
::京の寺 不思議見聞録 佐々木昇
お寺に残る怪しげな言い伝えを紹介している本です。
私がムムムと思ったのは、平等寺にある、因幡の国から京まで飛んできた薬師如来です。
その昔橘行平が因幡から帰る道中、海中からこの薬師如来を引き上げて安置し祀ったのですが、自分は京都に帰っちゃったわけです。
残された薬師如来は、行平の後を追っかけて京都まで飛んでったんですってよ!
驚いた行平は自分のおうちに薬師如来を安置して、これが平等寺の始まりだそうです。
如来相手に大変不謹慎なのは重々承知の上申し上げますが…
も え る
この押しかけぶりがたまらん。
邸内に置かれるだけでは飽き足らず、きっと寝所まで飛んだと思いたい。
ぜひ拝観したいもんですが、年に一度公開の秘仏なんですって。
しかし秘仏の行って見られなかった時のがっかり感といったらたまらないですよね。特に本殿に上がれなくて格子からチラ見した時に厨子が閉まっている時の気持はMに目覚めそうです。
公開時期を調べて行くこともできるし、事前予約で見せてもらう方法もあるんでしょうが、私は行き当たりばったりで見られたらご縁があったと思って喜ぶことにしたいと思います。(単にめんどくさい)
いつかこの押しかけ如来も見られたらいいな!
2008年は58冊
PR