::交錯 警視庁追跡捜査係 堂場瞬一
ヒー!また新シリーズなんですけど。
今度はラブコメ☆風です。もちろん男同士のですよ。
デスクワーク中心の頭脳派と、体力馬鹿という水と油のような同期の二人が、いつしか協力し合って…みたいなみたいな。
ここまでお膳立てされているのに萌えないというのが却ってすごいと思うのです。
::爆裂薔薇十字探偵 京極夏彦
私きばえのが好きなんです。
ぎゃあぎゃあやかましくて楽しそうな今と、戦争行って帰ってきたっていう過去とのギャップにときめくんですわ。まあ出てくる人達はみんな戦争行ってるけども。
そんでえのさんと騒いでるきばをどうにかしたいと思ってる青木様も大好きなんですけど、そんな青木様が出てこなくてちょっと寂しかったです。
しかしいっつもカメ探してるな!
::竜の柩(1)聖邪の顔編 高橋克彦
これ確か中学生の時に読んだんですけど、懐かしくなってまた手にとってしまいました。
オカルト好きだから読んだのか、読んでオカルト好きになったのかもう思い出せませんが、かつて地球には宇宙人が築いた文明が栄えていたのではないかという、大槻教授に罵倒されそうな内容なのです。いいじゃん小説なんだから!
そんでまたすごいのが、日本の財界政界を牛耳る大富豪(ご高齢なのでスパダリ業は引退したと思われます)が、東北に所有する山林をある組織に買い取られるわけですよ。そこがリゾート開発も難しいような二束三文の山だったにも関わらず法外な値段で取引されたので、その山に何かとんでもない秘密があるんじゃないかと睨んだ大富豪は、自分が道楽でやってるテレビ番組制作会社の社員に山の秘密を探らせるんです。
そして日本の山=ピラミッド、竜=UFO、神話の神々=宇宙人、ではないかという仮説を立て、ある組織と戦いながら日本各地を飛び回り検証していくんです。ちょっとみんなついてきてる?
::竜の柩(2)ノアの方舟編
ある組織との戦いは日本国内に止まらず、とうとう中東にまで…!
今度はノアの方舟が眠っていると言い伝えられる、イラクとトルコの国境にほど近いアララト山でドンパチやってます。
大富豪は私設軍隊を持っているので、そこの兵隊とテレビ番組制作会社の社員が一緒になって戦ってるんですけども、完全に攻めが足りないのよ。どうしよう。
制作会社にガタイが良くて豪傑な映像カメラマンがいて、その人くらいかなって。私の中では彼はすっかりガチゲイです。
彼にあてがいたい受けっ子は、同じ会社の、細身で華奢だけど空手の達人でめっぽう強いって子です。
年の近い二人はいつもじゃれ合って仲良しで、お互いに恋してるんだけど、お互いに会社の女の子に惚れてると思い込んでるという甘酸っぱ~い(西さん風に)関係だったらいいな。
::竜の柩(3)神の星編
ある組織との戦いは現代の地球に止まらず、とうとう超古代の地球にまで…!
タイムスリップ!そんなばかな!
今度は紀元前2000年頃のシュメールで、神々(宇宙人)の戦争に巻き込まれるのです。
ここまでくると、逆に現実的で夢のない話だなと思いました。だって神様も人類と同じような生命体にすぎないなんて。私は特定の信仰も持たないし神について深く考えたこともないけど、かといって神様がいないと思っているわけでもなく、やっぱり日本人だからどこか八百万の神様を信じてるじゃないですか。
だから例えば龍神信仰がそもそもUFOに乗った宇宙人を神と崇めるものだったとしても、それとは全く別に雨を降らす龍の神様がいたらいいのになって思うんです。
だ、だいじょうぶだよ、ちゃんと小説だってわかってるよ。
そして映像カメラマンが、やたら新宿が懐かしいって言ってるんです。その度に「ああ2丁目な」ってつっこまずにはおれません。
現在 11/100冊
>にぽ
シルバーアクセ…
次は蚕いっときなよ。
幼虫だったら相当難易度高い気がするんだけど。
それとも繭を割って、ピーナツのように中身をいただくんだろうか。
それより普通にもつ鍋行こうぜ!
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