::リベリタスの寓話 島田荘司
みたらいのシリーズで、違う話ながらつながっているようなクロアチアのお話が2つ入ってました。
前半はいんりっひ、後半いしおか君です。
いしおか君かわいい…(震え)
::最後の一球 島田荘司
これもまたみたらいのシリーズです。
そしてまた前半後半でつながりのあるお話でした。
前半がまだ馬車道で同居中の二人だったので、久々ににやつきましたよ。
みたらいの懸命なプロポーズも、いしおか君には通じず…
みたらい残念!
::カミブログ 吉井和哉
これカウントしようか迷ったんですけど入れちゃう。
昔雑誌で連載してたコラムをまとめたものです。
本人も前書きで言っている通りたまに神がかってます。
難易度高し細川!!!は私もぜひ使いたいと思います。
あと、思い出し巻き玉子とかね。
::月読 太田忠司
人が殺されて刑事と探偵役が犯人を捜す、というところまでは普通なんだけれども、他とちょっと違うのは探偵役が月読なところです。
まず人が死ぬと、月導という現象?が起こります。その月導は例えば岩や置物のように物として現れたり、または冷たい空気だったり香りだったり、亡くなった人毎に様々な形で現れるのです。
そして月導を通して、故人の遺志を読み取る能力を持つ者が月読という設定なのです。
この月読が繊細な感じの美形ちゃんで、これがBLなら恥ずかしげもなく「氷のなんとか」とか呼ばれそうな雰囲気なんですよ。
でもそんな高嶺の花的雰囲気を纏いながらも、とても暖かくていい子なので私は応援しようと思います。なんか続きも出てるみたいだから。いい攻めに出会えるといいよね。
::富士山 田口ランディ
遠くに見えていたり、小さい頃から見て育ったり、近くにあるのに誰も気にしてなかったり、はたまた登ってみたり、色んな富士山が出てくる短編集です。
ここに出てくる富士山は、決して見守ってくれているような暖かな存在ではなくて、ただそこにあるというか、何やらオカルトめいた富士山ばかりなのです。
そこに登場人物達のひとくせふたくせが絡まり合ってすごく面白かったですよ。特に尻穴大好きイケメンとか。
現在7/100冊
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