なんかもう記憶が…
::巡査の休日 佐々木譲
道警シリーズの最新刊です。
百合ちゃんが活躍してるのはそれはそれで面白いけど、もっと男子頑張ろうぜという感じです。
大体佐伯と津久井の接点が少ないのよ最近。
そこで当て馬新宮がえぐりこんでくれれば盛り上がるんだけども。
新宮は若いだけに草食なのかしら。BLで草食とか言われても何も始まらないじゃない。って思ったけどBLじゃないからいいんだった。
::パンデミック・アイ(上)(下) 桂修司
網走刑務所の呪われた保護房の、ホラー小説っていうのかな?リング風です。例えが古い?
そこに収監された受刑者が自殺してしまったもんだから、家族が人権擁護委員会に泣きついて、弁護士が派遣されて、今度は保護房を調べていた弁護士も呪われて、まさに呪いの伝染ですわ。
それでなりゆきで弁護士さんと刑務官が一緒になって呪いの謎を解いてゆくんです。
言うまでもないかもですが、わたくしは勿論二人に吊橋効果的なときめきを求めてこの本を買ったわけです。
外れたよ!クソ!
::うわさの神仏 加門七海
神社仏閣の噂話なんですけど、くだけた文章で読みやすいけど物足りないような、でも硬く書かれたら怖いからこんくらいでいいような、どっちつかずの読後感であります。
そうそうこれ読んだら、こないだ伊勢神宮に行って、ろくにお参りしなかったのがなんだか気にかかってしまって…。やっぱ自分で好きで行ったんだから、混んでたからってふてくされるの良くないよね。
::火の道(上) 松本清張
T大助手で古代史を研究している通子が、盗掘?殺人?事件に巻き込まれつつあるというかなんというか、上巻を読み終えたもののまだ事件の序盤なのでなんとも言えない状況ですよ。
奈良の明日香や大阪の和泉辺りの、古墳やら石造物やらがわらわら出てくるので大興奮です。
あ~古代ってロマンチックだよね~。
通子が明日香で出会ったカメラマンと、色んな場所でばったり遭遇するのも非常にロマンチックなんです。
しかし通子が殿方で、研究の対象がマラ石だったら、さらに25倍くらいロマンチックなのにと思うと!キー!
現在 59/100冊
奈良に行きたい。
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