あっさふーんと一緒に映画祭に行ってきたよ。
1930年代(先駆け過ぎる)のロンドンで、化粧をして外を歩いていたゲイのクェンティン。
年老いて(60歳くらい?)出演したテレビ番組のトークショーがきっかけで、NYに移住することとなるのですが、そんな彼のNYでの生活を描いた映画です。
若い子と恋に落ちるのかと思ったら落ちなかったり、エイズの蔓延によるゲイ差別について深くえぐりこむべしかと思ったらそうでもなかったり、なんだかとても淡々としている映画でした。
私の中で一番盛り上がったのは、今までずっとミスタースティールと呼んでいた10年来の友を、ふとファーストネームで呼んだ時です。抑えていたものが溢れたのか、10年経ってようやく心を開くことができたのか、クェンティンの胸の裡はわからないけれど、すごくじーんときましたぜ。
BLの人達…特に私は攻めが照れる受けに攻めの名前を呼ばせたりするのが大好きですが、受けは10年焦らすべきだよね!攻めじゃなくて私を!