愛棒シーズン5始まって良かったねってみんなに言われるけど別に好きじゃないよ私が好きなのは科捜研のおんなのないとう剛の部下のメガネっこだよ!(あいさつ)
三宅らんじょーの「ペット」と「王様ランチ」を読みました。
ホモくさいです。両方。
ペットは、他人の頭の中を覗いたりいじったり壊したりできる人達が……
って、ちょっと凡さん!凡さんこういう話ばっか集めてんの!?
んー説明しにくいんですけど、まあそういう組織があってですね、強い能力を持っている者が、素質がある子供を探し出してきて能力者に育て上げるんですけど、見つけ出される子供は能力を制御できずにいるので廃人同様なわけですよ。
で、子供の方としてみれば、自我が崩壊している状態から救ってくれた人を絶対に嫌いになれないわけです。
そんな中組織のやり方に疑問を持って、言いなりになりたくないと反抗してみたり、あるいはより力を持ちたいと思う者が出てくるのですが、なにしろ記憶を改竄したりできる人達なので、もう騙したり裏切ったり何を信じていいやら状態で、でも食うか食われるかといった状況の中にあっても自分を救って育ててくれた人を愛してやまない姿が悲しいのです。
桂木…超へたれだと思ったら、若い頃のレンレンとの話に泣かされました。
王様ランチは短編集なんですが、表題作にやられました。
キヨは食べ物を顔にぐちゃっと押し付けられるのが大好きで、それは子供の頃厳しいおばあちゃんにごはんを残すなー食えーってやられたのが原体験なんですけど、そのおばあちゃんのお葬式でいとこのあーちゃんにケーキをぐちゃっとやられてから立派な変態になったのです。
このあーちゃんの王様ぶりが素晴らしいです。
変態をねちこく且つさらりと懐柔しています。
好きな女の子の手作り弁当をあーちゃんにぐちゃっとやられたいって、わかっちゃいけないような気がするけどわかるよね。
しかし実際やってもらっちゃったところは私まで動悸が激しくなって参りました。
だってあーちゃんえろいんだもん。
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