忍者ブログ

考えないで感じろ!

ここは主に友人にメールしても返事がこない類の話を吐き出す場所です

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2月前半に読んだ本

::陰陽師 天鼓ノ巻     夢枕獏

蝉丸殿も隅に置けぬではないの。
鬼に憑かれながらなんという余裕の振る舞い。
若い頃の見事な男ぶりも読んでみたいものです。
しかしせいめいはまた博雅に恥ずかしい事言っちゃってるよ。
蝉丸殿はいつもさぞ居心地悪かろうにね。


::竜の柩(4)約束の地編     高橋克彦

(3)で紀元前2500年頃のシュメールへタイムスリップしたご一行が、シュメールの神へ未来を教えることの交換条件として、UFOで縄文時代の日本へ連れてってもらうんです。そこで黄泉の国のイザナミとご対面したりすったもんだあるわけですが、なんとか十和田でタイムマシンを発見することができ、帰還への可能性を見出します。
ただ未来を教えると言っても、歴史を変えてしまったら、自分達が生まれることもないかもしれないわけですから、大きな流れを変えることのないように、非常に奥歯に物が挟まった感じなんですわ。その辺うまくおさまるように敵方のスサノオと交渉しちゃったりするわけです。
もうイザナミとかスサノオとか平気で出てくるんだからほんと…


::竜の柩(5)心霊日本編

十和田でタイムマシンに乗り込んだご一行ですが、神様の設定ミスで(そんな…)大正時代にやってきてしまいました…
まだ若かりし宮澤賢治とか江戸川乱歩とか出てきて、いい加減スターを詰め込み過ぎなんじゃと思いますが、そんな瑣末なことにこだわっている場合じゃない感じです。完全に勢いに巻かれます。
今までの神話の神々とは少し離れて、霊魂とか予知、予言なんかがテーマになっていきます。


::竜の柩(6)交霊英国編

自分達が元の世界へ戻るには、死んだ仲間の霊魂を呼び出して、シュメールの神にタイムマシンの設定が誤っていたことを伝えてもらわなければ!ということになったご一行は、交霊術のさかんな英国へ行くことに!
今度はUFOなんてないので地道に船旅です。
ここでもコナンドイルとか出てきて…
そしてなんとかシュメールの神へ事情が伝わったものの、今度はタイムパラドックスとの戦いですよ。
あまりに自然にお化けと会話してるもんだから、霊魂受けもありかなと新境地開拓です。色々便利そうだし!霊魂!
ようやく戻れたのかなといった最後でしたが、まだまだ油断できない風だったので、今度は2100年辺りの未来にでも行っちゃって欲しいです。かつひこ先生私続き待ってるから!


::書斎からの空飛ぶ円盤     高橋克彦

オカルトネタ満載エッセイです。
竜の柩と関係あるような話が多く、非常に面白かったです。
古事記に出てくる天孫系の神(牛)と国津神(竜)の対立についての考察は、それだけで1冊書いて欲しいなってくらい興味深いです。(それが竜の柩なんでしょうけど)
あ、牛の神も竜の神も、かつひこ先生は宇宙人とお考えなのです。
今まで神社ってそれほど惹かれなかったんですけど、こういうの読むと気になっちゃうよー。ご祭神とかさー。
ところで神様が宇宙人だったのなら、どうして私達の前に姿を見せなくなってしまったんでしょうね。ってのがもう一つ気になるところです。


現在 16/100冊
PR

「BL本屋バトン」

凡さんからバトン受け取った!

01. 本屋さんに行ってどんな本をみますか?
文庫と日本文学?の新刊コーナー、料理本、京都奈良のガイドブック、もちろんBLもみるよ。
え、これBLに特化した質問?
BLでも断然刑事とか探偵を探しますよ。アラブは口では言うけど実際は案外素通りです。

02. BL雑誌は買っていますか?
買っていません。

03. 最近読んだBL本は?
聖域の限界
受けがお尻丸出しの恥ずかしい表紙のやつです。
ホスト×高校教師で、二人は高校の同級生だったんです。
卒業してから一度も会ってなくて、25歳で再会したその日に強引にやられちゃうんだけど、攻めが後から「再会したら俺のものにするって決めてた」とか言いやがるのよ。読んでる時はエーと思ったけど、今思うとまどろっこしくなくていいよね。エロに向かって話が早い攻めだ。

04. どんなBL漫画が好きですか?
おしゃれっぽくないやつ。あとちゃんと落ちが着いてる話が好き。

05. 買って失敗した…面白くないから買わなきゃよかったと言う失敗はありますか?
何かしら面白いから今のところだいじょうぶ!

06. BL本(漫画・雑誌を含む)にかけるお金は月に何円くらいですか?
買わない月の方が多いです。一人旅行くと旅先で買っちゃうのよ。

07. 雑誌や週刊誌はたまってくるとどうしますか?
捨てるか古本屋か。

08. おすすめのBL本があればおしえてください。
すぐ思い浮かぶのがないな~。
そういえば逆に先日お勧めされた崎谷はるひ読みましたよ!
タイトル忘れたけど、刑事×高校生で、受けが尻丸出しの表紙のやつ…
私きっと受けの尻が好きなんだ…今気づいた。
おねだり受けが可愛かったです。

09. これはよくないよって言うBL本はありますか?
これといってないな~。

10. 本屋さんはどれくらいの頻度でいきますか?
週に2、3日

11. 買ったけど読んでいないBL本ありますか?
ないです

12. このバトンを5人に
BL読みそうな友達いないんで…


ところでアラブ受けをみつけた方はご一報願います!!!!!

一度くらい死にたいと思ったことあるよね?

先日会社で産業医にテストみたいなのやらされたんです。
簡単な設問に、あるとかないとかどちらともいえないとかで答えるやつです。
自分はいてもいなくても同じと感じますか?とかそんな設問ですよ。
会社なんて私がいなくてもどうにかなるしー、と思って感じるにまるをつけたような気がします。(もはや忘れた)
大体同じような設問内容だったんですけど、極めつけが死にたいと思いますか?ってやつで…
ほぼ毎日布団に入ると、明日会社やだな~死にたい!と考えるので、思いますにまるをつけてしまったら…
結果が要面談!
ウギャー!
同僚で「あー死にたい」が口癖の人がいて、その人が「全く思ったことない」にまるしてたのが非常に裏切られた気分です。
つーか全く死にたいと思ったことないなんて、おめでた過ぎやしませんかね?
そりゃ真剣に死に場所を探したりまでしたことはないけど。その段階にまで行ってから初めて「思います」にまるをつけるべきだったのかしら?どうなのよ?
しかし面談て何聞かれるんだろ…

みそ発見

 

こくがあって美味でした。
同じみそ味でも、豚汁ワンタンは生姜がきいていてさっぱりした口当たりで、こちらは濃厚なピリ辛味です。
会社の人が坦々味もあったよと言っていて、一体何種類あるのよと思ってまるちゃんサイト見たら、今販売中なのはしょうゆとカレーとみそと坦々のようです。

1月後半に読んだ本

::交錯 警視庁追跡捜査係     堂場瞬一

ヒー!また新シリーズなんですけど。
今度はラブコメ☆風です。もちろん男同士のですよ。
デスクワーク中心の頭脳派と、体力馬鹿という水と油のような同期の二人が、いつしか協力し合って…みたいなみたいな。
ここまでお膳立てされているのに萌えないというのが却ってすごいと思うのです。



::爆裂薔薇十字探偵     京極夏彦

私きばえのが好きなんです。
ぎゃあぎゃあやかましくて楽しそうな今と、戦争行って帰ってきたっていう過去とのギャップにときめくんですわ。まあ出てくる人達はみんな戦争行ってるけども。
そんでえのさんと騒いでるきばをどうにかしたいと思ってる青木様も大好きなんですけど、そんな青木様が出てこなくてちょっと寂しかったです。
しかしいっつもカメ探してるな!



::竜の柩(1)聖邪の顔編     高橋克彦

これ確か中学生の時に読んだんですけど、懐かしくなってまた手にとってしまいました。
オカルト好きだから読んだのか、読んでオカルト好きになったのかもう思い出せませんが、かつて地球には宇宙人が築いた文明が栄えていたのではないかという、大槻教授に罵倒されそうな内容なのです。いいじゃん小説なんだから!
そんでまたすごいのが、日本の財界政界を牛耳る大富豪(ご高齢なのでスパダリ業は引退したと思われます)が、東北に所有する山林をある組織に買い取られるわけですよ。そこがリゾート開発も難しいような二束三文の山だったにも関わらず法外な値段で取引されたので、その山に何かとんでもない秘密があるんじゃないかと睨んだ大富豪は、自分が道楽でやってるテレビ番組制作会社の社員に山の秘密を探らせるんです。
そして日本の山=ピラミッド、竜=UFO、神話の神々=宇宙人、ではないかという仮説を立て、ある組織と戦いながら日本各地を飛び回り検証していくんです。ちょっとみんなついてきてる?



::竜の柩(2)ノアの方舟編

ある組織との戦いは日本国内に止まらず、とうとう中東にまで…!
今度はノアの方舟が眠っていると言い伝えられる、イラクとトルコの国境にほど近いアララト山でドンパチやってます。
大富豪は私設軍隊を持っているので、そこの兵隊とテレビ番組制作会社の社員が一緒になって戦ってるんですけども、完全に攻めが足りないのよ。どうしよう。
制作会社にガタイが良くて豪傑な映像カメラマンがいて、その人くらいかなって。私の中では彼はすっかりガチゲイです。
彼にあてがいたい受けっ子は、同じ会社の、細身で華奢だけど空手の達人でめっぽう強いって子です。
年の近い二人はいつもじゃれ合って仲良しで、お互いに恋してるんだけど、お互いに会社の女の子に惚れてると思い込んでるという甘酸っぱ~い(西さん風に)関係だったらいいな。



::竜の柩(3)神の星編

ある組織との戦いは現代の地球に止まらず、とうとう超古代の地球にまで…!
タイムスリップ!そんなばかな!
今度は紀元前2000年頃のシュメールで、神々(宇宙人)の戦争に巻き込まれるのです。
ここまでくると、逆に現実的で夢のない話だなと思いました。だって神様も人類と同じような生命体にすぎないなんて。私は特定の信仰も持たないし神について深く考えたこともないけど、かといって神様がいないと思っているわけでもなく、やっぱり日本人だからどこか八百万の神様を信じてるじゃないですか。
だから例えば龍神信仰がそもそもUFOに乗った宇宙人を神と崇めるものだったとしても、それとは全く別に雨を降らす龍の神様がいたらいいのになって思うんです。
だ、だいじょうぶだよ、ちゃんと小説だってわかってるよ。
そして映像カメラマンが、やたら新宿が懐かしいって言ってるんです。その度に「ああ2丁目な」ってつっこまずにはおれません。



現在 11/100冊

CALENDAR

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

SEARCH

MAIL FORM

PROFILE

HN:
エマイカ
性別:
女性
趣味:
ハイキング
自己紹介:
年間読書100冊への道
戦績 4敗
07年●69冊
08年●58冊
09年●65冊
10年●98冊
今年はどうしたものか…

NINJA TOOLS

Copyright © 考えないで感じろ! : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]