忍者ブログ

考えないで感じろ!

ここは主に友人にメールしても返事がこない類の話を吐き出す場所です

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5月後半に読んだ本

::QED 百人一首の呪     高田崇史

本屋さんで講談社文庫の前に立つ度気になっていたシリーズものなんですが、今回初めて手を出してみました。出さなくても良かった…かな…。
百人一首の謎は面白いけど、探偵役が理屈っぽ過ぎて!
だって「三年ぶりですね」という挨拶に、「二年六ヶ月ぶりだよ」とか返すんですよ!!!流そうよそこは!
あとやっぱりちょっと変人ぽいの。
なかなかヒデオチャン級のもえっ子には出会えないもんですね。
そしてそろそろひでおにも2年6ヶ月くらい会っていない気がいたします。
ありs…いやなんでもないです。



::風に舞いあがるビニールシート     森絵都

最近えねっちけーのドラマでやったようで、番宣見て泣きそうだったから(泣きたい)買ってみたんですけど、意外とさらっとしてました。というか短編だったのね。てっきり超大河的なもんかと期待をしていたのですが。
どんな話かというと、転職して国連難民高等弁務官事務所の職員になった女性が、現地に赴くフィールド職員の男性と出会って、結婚して、離婚して、そして男性がテロに巻き込まれ亡くなって、という波乱万丈な人生なんですが、それが重くなく淡々と書かれて、でもいい話だなあみたいなそんな感じ!
いい話なんです。
他の話も良かったです。
仏像修復師が仏像に恋する話とか、リーマンもので、新人君とくたびれたおじさまがクレーム客に謝りに行く話とか。



::カラフル     森絵都

死んだ男の魂が、天使のお導きで、危篤の少年の体に入って人生やり直すというお話です。でもただやり直すんじゃなくて、少年の体を借りながら生前の自分が犯した過ちを思い出さなければ、永遠に輪廻の輪から外れてしまうんです。輪廻の輪から外れてしまうと魂が消えてしまうから、ちょっと頑張るわけですよ。
ガイド役の天使がなかなか受けくさくていいですよ。天界では丁寧な物言いなのに、人間界に来ると口調がぞんざいになるところにはっときてぐっときます。
あと体の持ち主の少年には意地悪で頭が良くて背の高いお兄ちゃんがいるんですが、これがどこに出しても恥ずかしくないほどのつんでれでしてね。
軽妙ながらいい話でした。



現在31/100冊


聞いてくださいよ。
日曜にMJ×IS(あえて×)のサイン会&トークショーに行ってきたんです!
すごい面白かった~。
導入部は軽くいちゃつきから入って、あとはリズム感良く話が転がっていく様子はまるでひむありのようですね!
でも二人の様子を見れば見るほど、J×SでありながらS→J要素が強過ぎて、私は一人切ない気持になったのです。
PR

やっとみた

赤壁の戦いをみてきました。
武が素敵過ぎて、うっかりほもとか考えるのを忘れそうでしたけど、しゅうゆが酔っ払って目がとろんとしてきた時点で我に返りました。ありがとうしゅうゆ!しかし酔ったふりの上手さと言ったら!私が攻めなら間髪入れず「誘っているのか?」と問いたいところです。
それにしてもこのこうめいとしゅうゆが付き合ったら、戦術というか駆け引きでなかなか進展しなさそうだわねと一瞬思ったけど、そんなことなくて、言質をとられないようにうまくかわし合いながら速攻セックスになだれこみそうだなと思いました。そんでもって最中もべらべらしゃべってそう。
あと一番の萌えっ子はろしゅくでした。かかし殿×ろしゅくです。

5月前半に読んだ本

::相剋 警視庁失踪課・高城賢吾     堂場瞬一

先生書くの早いな~私が後から追っかけてるからかもしれんけども。
それに比べてありsy…いや、なんでもないです。
面白くて好きなシリーズなんですけど、萌えっ子不足なのが残念です。
徐々に失踪課員のキャラも明るみになっていくようなので、今後に期待したいです。
高城(ばついちノンケ攻め)に何かとつっかかってくる感じの、乗っかりメガネ受けみたいな人出てこないかなあ。高城と同年代(40過ぎ)で、年齢による受けとしての翳りに焦っているようなそんな人がいい。
でも鳴沢といい、堂場先生の書く男は私の好みではないのかもな。えらそうにすんませーん。



::私という運命について     白石一文

主人公亜紀の、29歳から40歳までの10年間を綴ったお話です。
亜紀は20代半ばの頃に同僚のプロポーズを断った経緯があって、30歳を目前にしてその時の自分の選択が正しかったのか考えるんですね。人生を、自分で決断する選択の連続と捉えるのか、自分ではどうにもできない運命の流れと捉えるのか、というちょっと考えさせられる内容です。
私が後者寄りの考え方なんでしょうけど、亜紀の身の回りに起こる出来事というか人との縁が、不思議なそれこそ運命としか言い表せないものが作用していると感じられるんです。
運命の出会いと言うと、恋人だとか結婚相手だとかを想像してしまうけど、友達にも職場の人にも近所の人にも、人じゃなくて動物とだって自分は繋がっているんだなあと思わされて号泣ですよ!



::贄の夜会 (上)(下)     香納諒一

サイコ野郎vs刑事だぜ!
連続猟奇殺人、過去の少年犯罪、警察の不祥事隠蔽などなど、複雑なストーリーが一つにつなっがってゆくところが気持いいです。
そんなことよりデカ長の大河内ったら!なんて素敵な迫られ攻め!37歳!奥さんと別居中!
ざっと見繕っただけで、大河内に乗っかりたいと思っている受けが、
・公安キャリアの従兄
・凄腕スナイパー
・14歳の時同級生を殺害し頭部を切断した変態弁護士
という錚々たるメンバーですよ。
しかし唯一隙あらば大河内を押し倒したいと思っている、年下攻め若手刑事菊池君が私の一押しなんです。
バキコシ的輝きを感じるんだぜ。
大河内と菊地が返り血を浴びる凄惨な場面があるのですが、とにかく血まみれでいるわけにはいかないので、二人で大河内のマンションに着替えに行くんですよ。
大河内が、茫然自失で動けない菊地の服を脱がせるくだりは、行間を妄想で埋めずにはいられないよね。
「シャワー借りてもいいですか」の菊地の一言がたまらん。
あと菊地は班のみんなに菊丸って呼ばれてるのが可愛いです。
警視庁とじーののネーミングセンスの違いを感じますが、どっちもどっちだよね!



::見仏記 ゴールデンガイド篇     いとうせいこう・みうらじゅん

相変わらずの相互理解の深さにうなります。
お互いの死まで視野に入れているあたりがラブいです。
つーかほんとせいこうフィルターを通すと、MJが稀代のいい男に思えるよね。
そんでMJの著作読むとそうでもないっていう…それはMJの照れなのか?
半分くらいが京都奈良のブツだったので、旅の参考にしたいところですが、どこも行くの大変そう~。
でも阿修羅だって大変な思いしてきてくれたんだと思うと、億劫がってる場合じゃないよね。私達は自分で動けるんだしね。



現在28/100冊

うらみはらします

いちいち言うけど、来月1週間休暇いただきました。ごっつあんです。早めの夏休みです。
もう3年くらい海外行ってないと頭をよぎったけど、やっぱKANSAI行くことにしたよー。
室生寺ご開帳なので、その辺りと飛鳥ら辺に行きたい。
ちなみに飛鳥を訪れる一番の目的はマラ石です。
最近角度が落ちてきたと噂なので、萎える前に行かなければ!

4月後半に読んだ本

私のGWは風邪で寝込んで終了です。
この恨みはらさいでか~~~(呪)
床ずれしそうです。
誰か優しく裏返して!ほんとに!


::RYU     柴田哲孝

ルポライター有賀のシリーズですよ。
アラスカで過ごしている有賀のもとに、沖縄の女性からお便りが届きます。
その手紙は、失踪した恋人が消息を絶つ前に撮ったと思われる写真に竜のようなものが写っているので、有賀に調べてもらいたいという内容でした。
竜の写真に興味を持った有賀は、早速沖縄に飛んで調べ始めるのですが、どうも失踪事件には米軍が絡んでいてやっかいな事態に巻き込まれていくんです。
もうさー、ほんとジャック(有賀の相棒の犬)が変な薬を飲んで、1日だけ人間になったりしないかね?
1日だけってのが切ないじゃん?
まあ別に毎月1回満月の時でもいいけどさ。
なんか有賀は尻フェチみたいだからさ、擬人化ジャックの尻尾つきのお尻に欲情してさ、嫌!有賀さんやめて!みたいなしょたっ子ジャッ……すいません発熱してるんでね。


::TENGU     柴田哲孝

これは有賀のシリーズじゃなくて、ジャーナリストが主人公なんですが、有賀もちょこっと出てきますよ。
やっぱり内容はUMA系です。
現在は通信社のジャーナリストとして活躍する道平が、26年前駆け出しの新聞記者だった頃に関わった未解決の殺人事件を調べ直す話です。
何を調べ直すかっていうと、タイトルからずばり犯人は天狗だったのか?という事なんですが、これもまた米軍やらベトナム戦争やらが絡んで、重く悲しい話なんですよね。
KAPPAやRYUに比べると、荒唐無稽であり得ない!と思うんですけど、ていうかこんな事があったら悲し過ぎる。でも戦争は人を狂わすからな。柴田先生の本を読むと、人間の傲慢さを感じると共に、人間なんてただのひ弱な動物にすぎないんだって事を忘れてはいけないよねって思います。


::ダンサー     柴田哲孝

こちらはまたまた有賀シリーズです。
しかし随分年取っちゃって、有賀ももはや50代、ジャックも15歳の老犬です。
あれだよね、ジャックは人間に換算したらすっかり有賀より年上になっちゃってるわけじゃないですか。ファンタジーにありがちな、異種間で年を取るスピードが違うっていう切ない感じ?あの域だよね?文句ある?
いつまでも一緒にはいられない…
一体、俺達いつまで一緒に…?
俺にはジャックしかいないんだ…!
とか、ジャックの老いに不安を隠せない有賀は今夜も酔い潰れ、そんな有賀を海辺のデッキに寝そべりながら優しくたしなめるジャッ……どうもすいません熱が下がらなくて。
あ、有賀の息子が大学の助手になってて、遺伝子工学やってて、今回はその研究室が発端となって、やっぱり謎の生物が起こす事件なんです。



現在 23/100冊


そういえば無事にプリGO買えました。
伯爵のメールが可愛くて悶えました。
メールを読んだ少佐は、明らかに今までと怒るポイントが違うよなと思います。
やっぱり付き合ってるよね?

あと、とりとめのない話ですが聞いてくださいよ。
こないだ大阪でライブを観たんですが、演奏してる人が段々汗で髪の毛が落ちてくるというかペッタリしてくるじゃないですか。それがいいよねたまんないよねって友達と話してて、たっつみの前髪が雨に濡れて落ちてくるのも一緒だよねって。そもそも濡れ髪というものがえろいと思いますけど、その徐々に濡れていく変化を楽しめるのもまた一興ですよね。
それと最近その友達と話してると、たっつみと銀さんをよく比べるんです。
大抵は、たっつみの色々どうでも良さそうな適当なところは素敵だけど、銀さんの適当さは緻密に計算された演出だから嫌だよねっていう話なんですけど。でもそれは年の差なのかなって。銀さんはまだ若いからしょうがないよって。
以上っす!

CALENDAR

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

SEARCH

MAIL FORM

PROFILE

HN:
エマイカ
性別:
女性
趣味:
ハイキング
自己紹介:
年間読書100冊への道
戦績 4敗
07年●69冊
08年●58冊
09年●65冊
10年●98冊
今年はどうしたものか…

NINJA TOOLS

Copyright © 考えないで感じろ! : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]