◇新任警部補 佐竹一彦
資料の翻訳が仕事だった警部補が、突然捜査一課に配属されて、しかも一課のもう一人の警部補が過労で倒れちゃった矢先に殺人事件発生で、自分が指揮とらなくちゃなんなくなってどうしよう…みたいなお話です。でもだめっ子じゃなくてそこそこ有能だし、謙虚ないい子なので高感度大ですよ。
しかも、しかもしかもしかも!
妖刀の話だから!!!
◇ショカツ 佐竹一彦
こちらは実務研修中のぺーぺー君とベテラン刑事のコンビで、ぺーぺー君視点のお話となっております。
上の新任警部補もですけど、捜査の過程が面白いんですよね。
著者は元警視庁捜査一課の警部補だそうで、さすがだなあと思います。
◇深海のYrr(上) フランク・シェッツィング
ドイツでダヴィンチコードを抜いてベストセラーらしいですぜ。
海洋パニック小説?
映画になりそうな感じです。
上巻では、カナダでクジラが船を襲った事件と、ノルウェー沖大陸棚でのゴカイの大量発生が平行して語られてゆきます。二つの地で起こった一見何の関係もない事柄だけど実は…みたいな結構分厚いのにまだまだ序章な感じです。
カナダはネイティブアメリカンのクジラ博士、ノルウェーはちょい悪(古い?)大学教授が主人公なんですが、両方受けだと思います。映画化したら誰かなあと考えるのが楽しいです。クジラ博士はトロ様、ちょい悪はじょーじくるーにーがお似合いかなあと思うんですけどね。
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