::ハゲタカ2(下) 真山仁
死肉を食らうハゲタカから侍へ!って感じかしら。
会社の名前、ほんとにきつねうどんファンドにしたら可愛かったのに。
ともかくリンとよりが戻って何よりだと思いました。
つーかまだ続くのこれ?
::アレキサンドリア 山藍紫姫子
すみません…耽美に手を出してしまいました。
だって普通に角川文庫で売ってるからつい。
大筋では復讐のために捕らえた子を好きになっちゃったというどうということのない話なのですが、そこは耽美なので色々感心したのであります。
しかし当て馬が可哀相でさあ。あいつをどうにかしてあげて!
::探偵ザンティピーの休暇 小路 幸也
ニューヨークのヤメ刑探偵が、日本に嫁いだ妹に会いにきてごたごたに巻き込まれるという、軽い感じの推理小説です。
ザンティピーさんの性癖はここでは詳らかにされていませんが、絶対ゲイでしょと思うのよ。
::銀嶺の人(上)(下) 新田次郎
世界で初めてマッターホルンを登攀した女性二人の山岳小説ですよ。
二人ともそれぞれタイプの違う素敵な人なのよ。
なんかさあ、美人で賢くて何でもできるのに、何故かすごく不器用に思えて、そこがすごく可愛いんだよね。
山で偉業を成し遂げるだけじゃなくて、医師として彫刻家としてすごく立派で、天は二物も三物も与えちゃうんだなって思うけど、この二人の並々ならぬ努力を見たら、与えられてしかるべきだなと思います。
久々に女の子好きになった!
::孤高の人(上)(下) 新田次郎
不器用なのも女子だと好ましかったけど、これが男子になると、もどかしさを超えていらっときた!何回も!
そのせいかわかんないけど、読後感は悲しい感じだなあ。
自分を愛してくれる家族がいて、見守ってくれる上司がいて、慕ってくれる後輩がいて、友達だっているのに、それでも孤独というか…
人は生まれて死ぬまで一人ぼっちなのかとか、何故山に登るのかとか、この答えの出ない感じが非常にやりきれないのよね。
::ゆび 柴田よしき
ホラー?
荒唐無稽過ぎて、全く怖くないパニック小説でした。
なんだろう、犯人の狂気があんま怖くないのかしら。
柴田先生が書く、普通の人に垣間見える執着心みたいなものの方が怖いよ!
無差別殺人犯より、麻生龍太郎の方が狂気の沙汰だと思う!
現在 82/100冊
厳しくなって参りました。
ぼんさん
なんだよ!ついてこいよ!星きれいだよ!
ところでやおいよろずの神の本、楽しみとしか言いようがない次第でございます。
よろしくね。
あ、お誕生会しようよね。
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