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考えないで感じろ!

ここは主に友人にメールしても返事がこない類の話を吐き出す場所です

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3月前半に読んだ本

―悪霊(下)     ドストエフスキー

舞台となるのは、農奴解放令などの近代化政策で混乱中のロシアです。
そんな時代の、政治的?思想的?秘密結社の青年達と、彼らの陰謀に巻き込まれる人達の人間模様、って感じかしら。(てきとう)

私の萌えっ子ステパン先生は、大学の先生で、地主のワルワーラ夫人に囲われて、そのうち追い出されて、ふわふわ綿菓子だけ食べて暮らしているような、多分旧時代の象徴のような人なんです。対して息子のピョートルは秘密結社のメンバーで、父親とは折り合い悪い感じです。
そしてピョートルが「俺のツァーリ」と勝手に崇め奉っているのが、父を囲うワルワーラ夫人の息子(ややこしい?)で、サド侯爵も兜を脱ぐと評判のニコライです。
ちなみに小説の語り手は、ステパン先生の盟友で、どうやら新聞記者の”私”。

上巻はステパン先生のテンションで楽しく読めましたが、下巻は……
救われない方へ救われない方へ転げ落ちていくもんだから、ページを繰る手も重くなりがちで、しかも目が滑ってあんまり話が頭に入って来ず。
なんか読んでるとまさに悪霊に精気吸い取られて、すごい疲れるんですけど。萌えどころじゃなくなっていくんですけど。
なんなんですかね。
自分もワルワーラ夫人くらいのパワーが欲しいと思いました。

そんな中、”私”とステパン先生の絆がキラリと光ります。
ある時大々的なパーティーというかお祭が開催されるんですが、ステパン先生が講演を頼まれるんですよ。でも客の中にはごろつき共がいるもんだから、講演者は野次られたりするわけです。
もう”私”はステパン先生が傷つくんじゃないかと気が気じゃなくて、控え室にご注進に行くのですが、ステパン先生は聞く耳持たず、むしろ妙なやる気を出しているわけです。案の定野次られて、会場は大混乱で、講演は大失敗。”私”のステパン先生を気遣い心配でならない気持ちと、もう知るか!と投げやりになっている気持ちの、揺れる男心がキュンとくるんですよ。
結局ステパン先生を放っておけない”私”は、ステパン先生を訪ねるのですが、ふて寝して一向に会おうとしないステパン先生…おとなげなくてぐっときます。
彼らは最初から最後までこんな感じでした。
ラスト近くで、”私”がステパン先生の最期を淡々と語るのも、逆に深い悲しみを感じて胸が痛みます。

結局ニコライもピョートルもつかみどころがなくて、よくわからない人達でした。
ほんとステパン先生は、きょーごくどーの薀蓄に半目になっている時にえのさん登場で目がカッと開くくらい、私には太陽のような人でした…!萌えー!


現在 12/100冊
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2月後半に読んだ本

◆作家の手紙

36人の作家が書いた、色んなシチュエーションの手紙を集めたものです。
「中元に近江牛の味噌漬けを届けてくれる、亡父の友人に、それが毎年、腐っているのだと思いきって教える手紙」とか、なんじゃそら?な設定が多くてとても面白いです。

私はありしゅが先生目的で読んだのですが、先生の手紙は「友人に貸した1万円を返してもらうための手紙」でした。
感想はといいますと、まんま作家ありすでした。
一瞬うまく催促しているように思えますが、その実大変いやらしい言い方になっているあたりがものすごくありすです。
ありしゅがあ先生自身はもっとスマートに催促できるはず。これは狙ってありすにしてるはず。というのは穿ち過ぎでしょうか。
ちなみに催促の相手はひむらじゃないよ!

それと、一つとてもときめいた手紙がありました。
「読者から交際を申し込まれたが、事情があり、それを断る手紙」です。
鳴かず飛ばずの作家(くたびれた四十男)の元に、中学2年の男の子からファンレターが届きます。作家は嬉しく思って返事を書いて、それがきっかけでメル友になるわけです。5年の月日が過ぎ、男の子は高校を卒業して進学のため上京してきました。そして「ずっとずっと好きでした」と、先生に思いの丈をぶつけるのです。作家は「君の気持ちにはこたえられない」と、手紙を綴るわけですよ。いい話じゃありませんか!
そしてその手紙の最後は、「残酷なようだけど、君に素敵な彼氏ができることを祈ってる」と括られるわけですよ。私も祈ってる…!と思わずにはいられない…いい話じゃありませんか!
きっと便箋にしたら3枚にも満たない手紙だけれど、下手なBLよりドラマチックだなあと思いました。
この人の本を読んでみたくなりました。盛田隆二という作家さんです。



◆失われた愛をもとめて     吉井和哉

自伝なんですけど、何この題!!!!!
それはさておき、ひとっところに居れない部類の人間の中では、かなり誠実で優しいんじゃないかと思いました。
だってえがみんとか絶対もっとひどい男だと思うよ!(二次元の人と比べるのもなんですが)
あと太っても必ず痩せられるのがすごいと思う。ほんとすごい。



◆悪霊(上)     ドストエフスキー

りきゃこふさん!読んでるよ!
ろしあ物に一家言をお持ちの我が師りかこふさんが、登場人物総ほも系BL(18禁)とおっしゃるので、食いつきました。
どすとえふすきーなんて、私ってこんな難しいの読んでんのよ的な年頃に(平たく言うと中2病か)手を出した罪と罰を読んだきりでしたが、すごく面白いじゃないですか!
上巻を読み終えた時点では、にこらいは攻めです。さど侯爵もにこらいの前では兜を脱ぐと、すこぶる評判らしいですぜ。でもツァーリとしてMっ子の相手をするというよりは、破壊型というか自滅型というかなんかうまく言えないけどそんな感じ…。
私の一番のもえっこはステパンです。かわいすぎるだろお前!語り手の”私”もむっつりすけべぽくていいよね。
下巻を読んだら色々しつこく吐き出したいと思います。



現在11/100冊

2月前半に読んだ本

◆日曜日たち     吉田修一

色んな人の、とある日曜日を描いた短編を集めたものです。それぞれの話は独立していますが、どの話にも謎の小学生兄弟が登場して不可解な感じなんです。でも最後の話でなるほどねとなりました。
この人の書くダメ男は結構好きなんですが、なんかどの本を読んでも同じ調子なので、ちょっと違うタイプの話を読んでみたいなあと思いました。シリアスなのも書いて欲しいです!
もしかしたら私のだめんず(もう古いの?)ブームが去ったのかもしれない!


現在 8/100冊

1月後半に読んだ本

::リベリタスの寓話     島田荘司

みたらいのシリーズで、違う話ながらつながっているようなクロアチアのお話が2つ入ってました。
前半はいんりっひ、後半いしおか君です。
いしおか君かわいい…(震え)



::最後の一球     島田荘司

これもまたみたらいのシリーズです。
そしてまた前半後半でつながりのあるお話でした。
前半がまだ馬車道で同居中の二人だったので、久々ににやつきましたよ。
みたらいの懸命なプロポーズも、いしおか君には通じず…
みたらい残念!



::カミブログ     吉井和哉

これカウントしようか迷ったんですけど入れちゃう。
昔雑誌で連載してたコラムをまとめたものです。
本人も前書きで言っている通りたまに神がかってます。
難易度高し細川!!!は私もぜひ使いたいと思います。
あと、思い出し巻き玉子とかね。



::月読     太田忠司

人が殺されて刑事と探偵役が犯人を捜す、というところまでは普通なんだけれども、他とちょっと違うのは探偵役が月読なところです。
まず人が死ぬと、月導という現象?が起こります。その月導は例えば岩や置物のように物として現れたり、または冷たい空気だったり香りだったり、亡くなった人毎に様々な形で現れるのです。
そして月導を通して、故人の遺志を読み取る能力を持つ者が月読という設定なのです。
この月読が繊細な感じの美形ちゃんで、これがBLなら恥ずかしげもなく「氷のなんとか」とか呼ばれそうな雰囲気なんですよ。
でもそんな高嶺の花的雰囲気を纏いながらも、とても暖かくていい子なので私は応援しようと思います。なんか続きも出てるみたいだから。いい攻めに出会えるといいよね。



::富士山     田口ランディ

遠くに見えていたり、小さい頃から見て育ったり、近くにあるのに誰も気にしてなかったり、はたまた登ってみたり、色んな富士山が出てくる短編集です。
ここに出てくる富士山は、決して見守ってくれているような暖かな存在ではなくて、ただそこにあるというか、何やらオカルトめいた富士山ばかりなのです。
そこに登場人物達のひとくせふたくせが絡まり合ってすごく面白かったですよ。特に尻穴大好きイケメンとか。



現在7/100冊



1月前半に読んだ本

::ネバーランド     恩田陸

ドキ★潜入男子寮!
超進学校(イメージはらさ~るかな)の冬休み、寮生達が実家に帰る中、4人の生徒が寮に残ってお留守番する話です。4人それぞれのトラウマに、ミステリー要素が絡んできます。
その4人というのが、
きれい系美少年の美国(主人公)
温和で面倒見のいい光浩
派手でなんでもそつなつこなす寛司
天才肌で変わり者の統
と、テンプレなタイプが揃っており、どう考えてもBLです。
寛司の美国LOVEな描写がたくさん出てくるので、素直に考えると寛司×美国なんですが、深読みすると実は憎んでいるようにも思えてきたり、またはみんな光浩が好きなんじゃないの?みたいな。
もしくは全員片思いのはちくろ的展開?
…すいませんはちくろよく知らないです。ちょっと言ってみたかっただけ…。

さぞ鼻息荒く読んだんだなと思われるかもしれませんが、そんなに面白くなかったんですよ!(ひどい?)



::魔神の遊戯     島田荘司

いしょかキュンの出てこない御手洗シリーズです。
これもそうなんですけど、新しめの御手洗シリーズには、登場人物に微妙に関係があるようなないような、歴史だったり伝奇のエピソードがたくさん入ってますよね。これはこれで面白いんだけど、また最初っから最後まで御手洗が出ずっぱりで駆けずり回ってる話が読みたいです。
できればいしょか君と一緒に。
私はありすより石岡きゅんに幸せになってもらいたいのよ。というか御手洗に幸せになってもらいたいのよ。
私の不憫ランキングは、いしおか君より御手洗の方が上なのよ。

しかし最後は驚いた!全然気づかなかった!
けど、後から考えるとやっぱりちょっと違和感あったよなと思います。
読んでない人には何が何やらですね、すみません。



現在2/100冊


25日発売のかつくらに学生編載るんですよー楽しみだな。
女王国の後日談的なもんなのか、次作への布石なのかそわそわします。
京都旅行前なので、街中が舞台だったら旅行の楽しみ増えていいのになと思ってみたり。
そういえばさーえがみんてば、南禅寺の三門の柱を撫でてなかったっけ?
孤島に出てきたのかなあ?モアイとか木とか、古い物を愛おしげに撫でるくせがあるみたいに書いてありましたよね。
手を這わすえがみんはさぞえろいだろうと震えましたが、それをじっとりみつめるありすがわ君はもっといやらしいな!
作家編ありすだと、そこまでひでおちゃんを見る目がいやらしくないように思いますが気のせいですか。
ありすがどうこうより、単にえがみんがものすごくえろいだけか。

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