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考えないで感じろ!

ここは主に友人にメールしても返事がこない類の話を吐き出す場所です

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10月前半に読んだ本

::人魚は空に還る     三木笙子

表紙のイラストが、ひむあり明治時代パラレルだったので飛びついてしまいました。
内容も男二人の謎解き物語です。
天才絵師とその絵を載せてる雑誌の編集者が主人公なんですが、絵師が超売れっ子なので、雑誌に掲載する絵を描いてもらうのがすごい大変なんですよ。でも編集者は絵師にある事をしてあげてる代わりに、優先的に絵を書いてもらってるんです。
それが、英文が読めない絵師のために、編集者がストランドマガジンのホームズの原文を訳してあげてるっていうね…編集者が絵師の家に通って読んであげてるっていうね…編集者が忙しくてしばらく家にこないと絵師は機嫌が悪くなるっていうね…そのうち「絵を描いてやるから僕と寝てくれないか」とか言い出すんじゃないかっていうね…そんな感じ。
好きな雰囲気なんだけど、話もキャラももうちょっとずつ何かが足りない感じでした。


::証言・臨死体験     立花隆

なんか変なの読んでると思われそうだけど、いたってまともな精神状態なのでだいじょぶですよ。多分…。
臨死体験をした人の話を、インタビュー形式でまとめたものです。
もちろん個人差はあるんだけれど、不思議なことにみんな三途の川のようなところに行くんですよね。
これはやっぱり死んだら三途の川を渡るっていうのが知識(?)として頭に入っているから、共通のイメージとして浮かんでくるんですかね。脳味噌って、先入観というか、自分の知ってるものに置き換えますよね。
そして私が一番興味深かったのが、過去に行ってきたという人の話です。
その人は子供の頃事故に遭いそうになった時、どこからか「危ない」って声が聞こえたらしいんです。結局その声は、大人になって死にかけて幽体離脱した自分の声だったっていうありがちな話なんですが、これって子供の頃の体験がずっと心に引っかかっていて、だから辻褄を合わせるために脳味噌が自分を納得させたってことなんでしょうか。それとも本当に過去に行ってきたんでしょうか。
宗教とかスピリチュアルな感じでなく、かといって科学的に論じようとしているのでもなく、ただひたすら淡々とした体験談のみをもっと読んでみたいです。


::邪魔(上)(下)     奥田英朗

放火犯を追う刑事モノなんですが、企業とヤクザと警察の癒着、そこに絡む主婦、高校生、刑事が、些細な歯車のずれからドロップアウトしてゆく様が描かれていて、ただの刑事モノでは終わらない構成が素晴らしいなと思いました。面白かったです。
主人公の刑事さんは有能なんですが、なんとなくこの人大丈夫かしらっていう不吉な予感がつきまとう人で、それは暴走刑事だとかいうことではなく、精神的にちょっとアレな種類のものなので、その辺の不安定なソワソワ感みたいなのが逆に面白かったのかなあと思います。え、言ってる事がわかんない?私もよくわかんないよ!


現在48/100冊
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9月後半に読んだ本

::聖徳太子 1     梅原猛

なんかこないだ法隆寺行ってから気になっちゃってさ~。
まだ「1」のせいか、聖徳太子の人となりというよりは、仏教伝来の政治的背景が主な内容です。
フーンと読むしかないのでした。

記憶もぼんやりなほど若い頃に、やっぱり梅原せんせいの「隠された十字架」という、フェノロサと岡倉天心が釘が刺さった救世観音像に仰天し、聖徳太子の呪いじゃ~みたいな本を読んだんですが(私の記憶なのであまり信じないようにお願いしますよ)、あれは世間ではトンデモ説なんでしょうかね。私はオカルトめいた話が好きなので、あのノリを期待して読み始めたのですが、冒頭でせんせいが「隠された十字架の時は熱くなり過ぎてしまった」と猛省している様子だったので、ちょっとがっかりなのです。

ところでもっかい奈良に行きたいです。
奈良は、特に法隆寺のある斑鳩は、思い込みの成せる業か原始的な匂いがして、とても素敵なところでした。
法隆寺に行った時は倒れそうな暑さだったけれど、真っ青な空に雲がぽっかりぽっかり浮いていて、見上げると雲と山と五重塔の先っちょしか見えなくて、おお!この風景は飛鳥時代と変わっていないに違いない!といたく感動したのです。

あとさ~どんどん話がずれるけどさ~、上賀茂神社行った時もものすごい空が真っ青で、あそこら辺は樹がいっぱいだから風が吹くと木の葉がザザーッと音を立てるわけですよ。青空とザワザワ揺れる木々とメガネの神主さんしか見えなくて、おお!この感じは平安(以下略)って、あれだよ、ノスタルジー?わかる?このたまらない気持ち。

とか私のテンションは登り調子だけど、梅原せんせいはそうでもなかったでっす!以上!


現在44/100冊

9月前半に読んだ本

::疑装 刑事・鳴沢了     堂場瞬一

前巻で了が西八王子署の不祥事を明るみにしてしまったので、了は飛ばされなくとも、周りの人事異動がありました。それで本庁勤務だった下半身別人格の藤田刑事が、西八王子署に鳴沢ストッパーとして配属されたのです。やっと了にも1回限りでない相棒ができましたね!
しかしストッパーごとなぎ倒すデストロイヤーぶりで、ほんと了が歩いた後はぺんぺん草すら生えないんじゃないかっていうくらいですよ。
なんかこの感じが段々少佐に思えてきたんですけど…
だってすごい几帳面だし、上司に煙たがられてるし、仕事休まないし、フンって感じだし、「あんた話しにくい人だね」って言われてるし、”あの鳴沢”的有名人だし、なんだかんだ言ってみんなにもててるし!
問題は伯爵ちゃんがいないことだ…!
あ、話は面白かったですよ。


::久遠 刑事・鳴沢了 (上)(下)     堂場瞬一

了はなんとかまだ西八王子署にいるのですが(今度飛ばされたらもう島しょ部しか残ってない!)、なんと何者かに狙われ罠に嵌められてしまうんです。それも最悪で、殺人事件の参考人に…。身柄を拘束されたりはしていないものの、謹慎、自宅待機ということでおとなしくしてるしかないんですが、おとなしくしてるわけがないから大変なことになっていきます。
そこで了を助けるのがかつてコンビを組んだ相棒達で、今までの相棒キャラが全員集合でちょっと楽しいです。
最初に了にいじめられてた海君なんてさー、いつのまにか警部補になっちゃって、しかも階級だけでなく心身共にたくましくなっちゃって、まさかほんとに下克上してくれちゃうとはね!
あと新登場で見逃せない御仁が!
横浜地検事務官の直ちゃんって子なんだけど、駄々っ子検事の食事のカロリー計算までこなすいい女房なんですよ!検事がケーキ食べようとすると、駄目!とかぷりぷり怒ってちょうかわいい…
もう、―事務官・大沢直人―に変えたらどうかな!


現在43/100冊

8月後半に読んだ本

::氷舞 新宿鮫6     大沢在昌

新宿鮫シリーズは、鮫島を好きになれないと気づいてからすっかり買わなくなったのですが、友達が「鮫島が大変な事になってる」と貸してくれたのです。
一体どんな事になってるのかと思ったら、若くておっぱいの大きい恋人がいながら他の人に恋してしまい苦悩してました。
読んでるのが電車の中じゃなかったら、鼻くそほじってたと思います!


::迅雷     黒川博行

自分達はカタギって言い張ってるけどカタギに入れてはいけない気がする兄さん3人組が、ヤクザの幹部を誘拐して身代金を騙し取ろうとするお話です。
幹部を拉致るのは成功したものの、身代金の受け渡しが上手くいかず、逆に仲間を一人連れ去られ、残る二人対ヤクザの駆け引きが始まります。
アクションの臨場感と、登場人物達の会話が最高に面白いです。黒川先生の他の小説もだけど、大阪の人のテンポの良い会話が好きなんです。多分鮫島はおもろくないから駄目なんだ。
それと何よりいいなと思うのは、粋なハッピーエンド!


::被匿 刑事・鳴沢了     堂場瞬一

日本に帰ってきたっすよ。前の巻でのアメリカ研修中にも期待を裏切らず暴走したので、帰るなり東京の外れ西八王子署に左遷です。
今回は了のプライベートにはあまり触れておらず、みっちり事件の話だったから面白かった!
あとコンビ組んだ警視庁捜査一課の刑事さんがね、「すいません下半身は別人格なんで」とか堂々と言ってのけるタイプで素敵でした。彼なら鳴沢ストッパー兼ダーリンも務まると思います。
さらにシリーズ最初から出てる新聞記者の長瀬ともぐぐぐと距離が近づいて…メンズラブ!


現在40/100冊

8月前半に読んだ本

もう了に飽きた!!!
あとまだ4冊ある…読むけど…


::讐雨 刑事・鳴沢了     堂場瞬一

また異動してるよこの人。
今度は東多摩署で、みやざきつとむのような連続幼女誘拐殺人犯を捕まえたところから話が始まります。
ようやく捜査本部も解散という頃、この犯人を釈放しないと都内を爆破するという脅迫があり、実際爆発事故が起こってしまいました。
犯人を逃がすためなのか、または私刑するためなのか、目的の見えない脅迫と、いつ爆発事故が起きて大惨事になるかもわからないというところが相まって、ハラハラ面白かったです。
そして警視庁から捜査本部に加わっている石井警部補がえろ過ぎるから。
不眠不休、ワイシャツのボタンを3つ外してネクタイはほどいて首にひっかけたまま、そんな様子でソファにだらしなく腰掛けちゃったり、無防備過ぎて私心配。
了はこの警部補に気に入られて、警視庁に引き抜かれるのかなあと思ったのですが、どうも違う展開でした。
ほんと了にはパートナーシップというものが生まれないのよね。
私が刑事もの好きなのは、そういうのが読みたいからなのに…
BLでやおい警視庁でも読んどけという事ですか。すいませんものすごく読みたいです。


::血烙 刑事・鳴沢了     堂場瞬一

ちょ…NY市警にいる…お前たいがいにしろよ…と思ったら警視庁は辞めてなくて研修にきてるだけでした。
なんか付き合ってる女性がNYに行ってしまったから追っかけたんですよ。
まあ今まで融通の利かない仕事バカで、女の人とも別れたりしてたから、追っかけたのはそれはそれで良かったんじゃないのと思いますが。
でも今度は急にその女性と彼女の子供(子連れバツイチなのです)に全力を注ぐもんだから、逆に仕事の面では冷静さを欠いてるようにみえました。元々暴走する人ではあったけど、益々誰もついて行けない感じに…
何でバランス良くできないのかしら。
あと事件より家族愛的な要素が強くて、今までとは趣が違っていたように思います。
やおい刑事が仕事しないで恋愛するのは一向に気にならないのですが、むしろ読みたくてたまらないのですが、やっぱり刑事ものでは事件の全容が刑事さんの尽力で少しずつ見えてくるような話が読みたいのです。


現在37/100冊

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年間読書100冊への道
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