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考えないで感じろ!

ここは主に友人にメールしても返事がこない類の話を吐き出す場所です

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7月前半に読んだ本

::公安捜査 1・2・3     浜田文人

いちにさんは各々独立した話です。が、全て北朝鮮絡みの、つながってなくもない話です。
でも細かい中身を忘れてしまったのでまとめて…
覚えてるのは、攻めだと思っていた鹿取が、受けなんじゃないかということ。
あと蛍橋がみんなにホタルと呼ばれてるのは、アリスと一緒なんじゃないかということ。
ひでおが、ありすを呼ぶ時の「アリス」は、苗字のありすがわを短くしてるって言い張ってるんですよね。私はそれは体面を保つための理由で、実際は名前の方を呼んでると信じています。
とかぼんやりと思ったけど、ホタルは蛍橋蛍じゃないんだから名前で呼ばれてるはずがないんだった…!
なんだよ、蛍橋蛍にすればいいじゃんよ。かわいいよ絶対!


現在 39/100冊
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6月後半に読んだ本

::神去なあなあ日常     三浦しをん

高校卒業後、担任の先生に勝手に決められた林業の研修生として、山奥の神去村へ行かされた勇気君の1年間の思い出みたいなそんな感じ。
神去村は物語上の架空の村だけども、三重県中西部の奈良との県境だそうで、ああこないだ旅行の時近鉄特急で通った辺りだなと思うとムラムラしました。天狗が出そうな山深いところって興奮しますよね。
話の中では大地主の清一さん(受け)にムラムラしました。勇気が手を出すには10年はえぇ!と思わせる神々しい人なんです。


::灰の旋律     堂場瞬一

また出たよ~ほんと書くの早くない!?
これは横浜の探偵シリーズですよ。
音楽業界とドラッグが絡んだ話でした。
事件の中心となる往年のロッカーが、太めなことが非常に切なかったです。
しかし探偵の薫ちゃんはもはや鳴沢了と区別がつかんな。


::新耳袋 第一夜     木原浩勝・中山市朗

完全に魔が差しました。何で買っちゃったんだろう。
怪談なんですけど、不可解でおちのつかないところが怖いです。
多分読む人によって、怖いと思う話が全然違ってくるんじゃないかな。
私は塀の上を男の子がスーッと移動していったりとか、電柱の上におばあさんがいたりとか、それ系が苦手ということがわかりました。
車でトンネルを通ったらフロントガラスに手形が無数についてた、とかそういうのは結構平気です。
やっべ~風呂入るの怖い!ってくらいだったんですが、いざお風呂に入ったらそんなことすっかり忘れてました。物忘れが激しくて良かった…


::新公安捜査1     浜田文人

書店サイトであらすじを読んだら、児島要という警視庁捜査一課の刑事さんにムムムときて、彼が「新」シリーズにしか出ていないのかと思って「新」から買っちゃった。今「新」じゃない方読んでるけど思いっきり最初っから要が出とるよ!順番間違えた!
なんかタイトルで公安捜査とうたいつつも、案外捜査一課の面々が出張っていて、主役がたくさんいる感じになっています。
要と、要の同僚の鹿取(元警視庁公安部)と、神奈川県警公安課の蛍橋、の3人の視点で進んでいくんですよね。
要の所属する係は係長を除いて6人で構成されているんですけど、お兄さんチーム3人、若手3人にきれいに分かれていて、それぞれ年上と年下がカップル…じゃなくてコンビを組んでいるという夢のような設定なんです。要はお兄さんの方で、相棒は上昇志向の強い6つ年下の室町君です。要に対して「先輩、隠し事はなしですよ」とか拗ねるところが一見可愛いですが、なにしろそこは攻めの爪を隠していますからね怖い怖い。
鹿取は俺様攻め風だからか、相棒には鹿取さん大好き☆みたいな従順な若い子がついています。
以上捜査一課は明るいラブコメBL担当ですが、ハマの蛍は一人でシリアスジュネ系っていうか、片思いの相手が警察庁公安課長のキャリア様だから報われないよね。ご褒美は笑顔だけだからね。しかもこのキャリア様は常にロイヤルミルクティー飲んでるからね。
あと協力的なヤクザが出てきたり、色々いいの?と思うことがたくさんです。
あ!内容は都知事と利権渦巻く建設業界のドロドロ劇です。新シリーズはどうやら都庁シリーズって呼ばれてるみたいですね。


::新公安捜査2     浜田文人

今度は市場の移転問題とオリンピック誘致の話です。
1の時よりヤクザの三好組長が目立っていて、みんなとの馴れ初めが気になるんだよね~。
遡って読むのが楽しみです。
ホタルは三好組長に会うと、少年の初恋のようにときめくらしいよ。



現在 36/100冊

本読めんかった

6月の前半は、不本意ながら1冊も読めませんでした。
しかしバカ売れの1984が気になります!

そうそう、旅先でボスという刑事ドラマを初めてみたんですけど、ケンコバはゲイ役ですか!?
キャリア官僚(竹野内)をお慕い申し上げているように思えたのですが…
あと私玉山さんが好きなんです。ここ最近で急激に美しくなったと思います。
とうとう私の脳内のやおい警視庁に入庁なさいました。
ちなみに脳内警視総監はKEIZO・KANIEです。

5月後半に読んだ本

::QED 百人一首の呪     高田崇史

本屋さんで講談社文庫の前に立つ度気になっていたシリーズものなんですが、今回初めて手を出してみました。出さなくても良かった…かな…。
百人一首の謎は面白いけど、探偵役が理屈っぽ過ぎて!
だって「三年ぶりですね」という挨拶に、「二年六ヶ月ぶりだよ」とか返すんですよ!!!流そうよそこは!
あとやっぱりちょっと変人ぽいの。
なかなかヒデオチャン級のもえっ子には出会えないもんですね。
そしてそろそろひでおにも2年6ヶ月くらい会っていない気がいたします。
ありs…いやなんでもないです。



::風に舞いあがるビニールシート     森絵都

最近えねっちけーのドラマでやったようで、番宣見て泣きそうだったから(泣きたい)買ってみたんですけど、意外とさらっとしてました。というか短編だったのね。てっきり超大河的なもんかと期待をしていたのですが。
どんな話かというと、転職して国連難民高等弁務官事務所の職員になった女性が、現地に赴くフィールド職員の男性と出会って、結婚して、離婚して、そして男性がテロに巻き込まれ亡くなって、という波乱万丈な人生なんですが、それが重くなく淡々と書かれて、でもいい話だなあみたいなそんな感じ!
いい話なんです。
他の話も良かったです。
仏像修復師が仏像に恋する話とか、リーマンもので、新人君とくたびれたおじさまがクレーム客に謝りに行く話とか。



::カラフル     森絵都

死んだ男の魂が、天使のお導きで、危篤の少年の体に入って人生やり直すというお話です。でもただやり直すんじゃなくて、少年の体を借りながら生前の自分が犯した過ちを思い出さなければ、永遠に輪廻の輪から外れてしまうんです。輪廻の輪から外れてしまうと魂が消えてしまうから、ちょっと頑張るわけですよ。
ガイド役の天使がなかなか受けくさくていいですよ。天界では丁寧な物言いなのに、人間界に来ると口調がぞんざいになるところにはっときてぐっときます。
あと体の持ち主の少年には意地悪で頭が良くて背の高いお兄ちゃんがいるんですが、これがどこに出しても恥ずかしくないほどのつんでれでしてね。
軽妙ながらいい話でした。



現在31/100冊


聞いてくださいよ。
日曜にMJ×IS(あえて×)のサイン会&トークショーに行ってきたんです!
すごい面白かった~。
導入部は軽くいちゃつきから入って、あとはリズム感良く話が転がっていく様子はまるでひむありのようですね!
でも二人の様子を見れば見るほど、J×SでありながらS→J要素が強過ぎて、私は一人切ない気持になったのです。

5月前半に読んだ本

::相剋 警視庁失踪課・高城賢吾     堂場瞬一

先生書くの早いな~私が後から追っかけてるからかもしれんけども。
それに比べてありsy…いや、なんでもないです。
面白くて好きなシリーズなんですけど、萌えっ子不足なのが残念です。
徐々に失踪課員のキャラも明るみになっていくようなので、今後に期待したいです。
高城(ばついちノンケ攻め)に何かとつっかかってくる感じの、乗っかりメガネ受けみたいな人出てこないかなあ。高城と同年代(40過ぎ)で、年齢による受けとしての翳りに焦っているようなそんな人がいい。
でも鳴沢といい、堂場先生の書く男は私の好みではないのかもな。えらそうにすんませーん。



::私という運命について     白石一文

主人公亜紀の、29歳から40歳までの10年間を綴ったお話です。
亜紀は20代半ばの頃に同僚のプロポーズを断った経緯があって、30歳を目前にしてその時の自分の選択が正しかったのか考えるんですね。人生を、自分で決断する選択の連続と捉えるのか、自分ではどうにもできない運命の流れと捉えるのか、というちょっと考えさせられる内容です。
私が後者寄りの考え方なんでしょうけど、亜紀の身の回りに起こる出来事というか人との縁が、不思議なそれこそ運命としか言い表せないものが作用していると感じられるんです。
運命の出会いと言うと、恋人だとか結婚相手だとかを想像してしまうけど、友達にも職場の人にも近所の人にも、人じゃなくて動物とだって自分は繋がっているんだなあと思わされて号泣ですよ!



::贄の夜会 (上)(下)     香納諒一

サイコ野郎vs刑事だぜ!
連続猟奇殺人、過去の少年犯罪、警察の不祥事隠蔽などなど、複雑なストーリーが一つにつなっがってゆくところが気持いいです。
そんなことよりデカ長の大河内ったら!なんて素敵な迫られ攻め!37歳!奥さんと別居中!
ざっと見繕っただけで、大河内に乗っかりたいと思っている受けが、
・公安キャリアの従兄
・凄腕スナイパー
・14歳の時同級生を殺害し頭部を切断した変態弁護士
という錚々たるメンバーですよ。
しかし唯一隙あらば大河内を押し倒したいと思っている、年下攻め若手刑事菊池君が私の一押しなんです。
バキコシ的輝きを感じるんだぜ。
大河内と菊地が返り血を浴びる凄惨な場面があるのですが、とにかく血まみれでいるわけにはいかないので、二人で大河内のマンションに着替えに行くんですよ。
大河内が、茫然自失で動けない菊地の服を脱がせるくだりは、行間を妄想で埋めずにはいられないよね。
「シャワー借りてもいいですか」の菊地の一言がたまらん。
あと菊地は班のみんなに菊丸って呼ばれてるのが可愛いです。
警視庁とじーののネーミングセンスの違いを感じますが、どっちもどっちだよね!



::見仏記 ゴールデンガイド篇     いとうせいこう・みうらじゅん

相変わらずの相互理解の深さにうなります。
お互いの死まで視野に入れているあたりがラブいです。
つーかほんとせいこうフィルターを通すと、MJが稀代のいい男に思えるよね。
そんでMJの著作読むとそうでもないっていう…それはMJの照れなのか?
半分くらいが京都奈良のブツだったので、旅の参考にしたいところですが、どこも行くの大変そう~。
でも阿修羅だって大変な思いしてきてくれたんだと思うと、億劫がってる場合じゃないよね。私達は自分で動けるんだしね。



現在28/100冊

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08年●58冊
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